内科・メンタルクリニック・脳神経内科・皮膚科によるチーム医療の中で、精度管理の充実・向上に努めながら、より正確に、迅速に、人にやさしい検査の提供を心がけています。
精度管理
内部精度管理を毎日実施するほか、外部精度管理調査(日本医師会、埼玉県医師会、日本臨床衛生検査技師会、各メーカーなど)に参加し、第3者評価を継続して受けています。
(精度保証施設認定を取得しています。 こちらをクリック)
資格
各種認定資格(救急検査、心電図、認知症領域検査技師)や各種資格(臨床化学・血清学・血液学・循環生理学・呼吸生理学二級臨床検査士、緊急臨床検査士、一般臨床検査士、特定化学物質作業主任者、有機溶媒作業主任者、X線γ線作業者、酸素欠乏作業者、危機管理学修士)を取得し、技術の向上を図っています。
チーム医療・教育
ICT(感染対策チーム)やNST(栄養サポートチーム)に参加し、チーム医療に貢献しています。また、学会や研修会に参加して自らの知識を高めるとともに、大学教育にも協力し、後進を育成しています。
検体検査
生化学・血液・尿一般検査を通じて、生活習慣病のスクリーニング、各種疾患の病態把握や治療の効果判定に必要な情報を提供しています。
脳波検査
脳波検査は、頭に約20個の電極を取り付けて脳の活動を電気的に捉える検査です。電極は糊状のペーストで取り付けるため痛みはありません。準備から検査を終了するまで約1時間弱かかります。てんかんや意識障害が疑われる場合などで検査します。
超音波検査
超音波検査は、肉体的苦痛を与えることなく体内の診断情報を得られる検査です。当院では心臓および腹部超音波検査を行っています。心臓超音波検査は心臓弁膜症、心筋梗塞、心不全などの診断および治療効果 判定に活用されています。腹部超音波検査は、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓などの癌やポリープをはじめとする様々な病変の診断に役立っています。
心電図検査
心電図検査は、不整脈、心肥大などをはじめとした様々な心疾患の診断、スクリーニングができます。負荷心電図は、実際に2段の階段を昇降していただいて(負荷をかける)直前、直後の心電図を測定します。狭心症は運動したときに起きることが多いのですが、この検査では運動している状態を再現して狭心症の心電図波形が見られるか診断します。
呼吸機能検査
呼吸機能検査は、スパイロメーターにより肺活量と1秒率(フローボリューム曲線)を測定しています。肺活量は、最大に息を吸った状態からゆっくり吐き出した時の肺の容積を調べる検査です。1秒率は最大に息を吸った状態から一気に吐き出した時の1秒間の肺の容量変化を調べる検査です。
この検査により肺の拘束性喚気障害や閉塞性障害、上気道閉鎖障害、抹消気道障害、気管支喘息、肺線維症、肺気腫などの換気機能障害の種類及び程度の判別診断や喘息治療の効果の診断に使われます。
内視鏡検査
胃内視鏡検査では、食道、胃、十二指腸をビデオモニターに鮮明に映し出す事が出来、潰瘍や早期癌の発見に威力を発揮しています。また、消化性潰瘍の原因であるヘリコバクターピロリ菌の診断も行う事が出来ます。当院ではヘリコバクターピロリ菌の除菌治療も積極的に行っています。大腸内視鏡検査では、ポリープや癌などの診断のみならずポリープ切除術も行うことが出来ます。
臨床検査室
生化学検査を通じて、血中薬物濃度、肝機能のスクーリング、生活習慣病のスクーリングなど、内科、皮膚科、脳神経内科、メンタルクリニック科医療に必要な病態の把握や治療の効果判定に有用な情報の提供を、正確に、迅速に実践することに努力しています。
放射線検査室
放射線科は、全身用CT装置、一般X線装置、透視診断装置を設置しており、診療に即応できる体制を整えています。また、患者さまに安心して検査を受けていただく様、心がけています。そして常に画像の向上に努め、そのデータは厳重に管理して、いつでも診療に役立てるようにしております。
内視鏡検査・超音波検査 担当医一覧表
2020年8月22日 更新