うつ病や双極性障害などの気分障害、統合失調症、パニック障害や社交不安障害などの不安障害、自閉症スペクトラム障害やADHDなどの発達障害、睡眠障害や摂食障害、薬物やアルコールへの依存症、そしてアルツハイマー病などの認知症など、さまざまな精神疾患の診療を行います。
地域の精神科医療の中核病院のひとつとして、大学病院ならではの専門的な知識と豊富な臨床経験に基づいた質の高い精神科医療を提供しております。
老年期うつ病は難治化しやすく、遷延化や認知症への移行もしばしばみられます。脳の機能評価や器質的病変の評価をした上で、患者さま個々に合ったきめ細かい治療方針を立案します。
妊娠、出産に関して精神的に不安を抱えている方、とくに産後に急に気分が憂うつになる、不安が強くなる、育児に自信が持てなくなる方は、ご相談ください。
修正型電気けいれん療法やクロザピン治療など、急性期患者さんや一般的な治療で改善しない難治性の患者さんに対する入院治療を行います。
パニック障害または社交不安障害、対人恐怖症の患者さんを対象に、薬剤による治療や認知行動療法を用いた専門的な治療を行います。
一般内科、膠原病・リウマチ内科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科を診療しております。入院治療が必要な場合は、順天堂本院や順天堂関連病院、近隣の各種専門施設などを紹介させていただくなど、医療連携を行っています。
自己免疫疾患である関節リウマチ、膠原病の診療を行います。全身性の疾患であるため、他科と連携し診療にあたります。
関節リウマチ、乾癬性関節炎、ベーチェット病などの生物学的製剤の導入・治療もお受けしております。
食べ物のつかえ感、胸やけや酸のこみ上げ感、胃痛、嘔気、胃もたれ、腹部膨満感、便秘・下痢など多彩な消化器症状を診療いたします。
腹部の症状がある場合や検査結果の異常が発見された場合、内視鏡検査によって消化器がんの有無を精査しています。
腹部超音波検査は、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓などの癌やポリープをはじめとする様々な病変の診断に役立ちます。
パーキンソン病/パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症)、脊髄小脳変性症、本態性振戦、重症筋無力症、てんかん、頭痛などの他に、認知症といった慢性神経疾患を中心に広く神経疾患を診療いたします。
パーキンソン病は、現時点では進行を止める治療法はありませんが、科学的根拠に基づいた適切な治療によって生活の質(QOL)を保つことができます。
眼瞼けいれん、片側顔面けいれん、痙性斜頸などに対してボトックス治療を行っています。目や顔のけいれんでお困りの方はご相談ください。
頭痛によって症状や原因、必要な検査、治療などは異なります。神経学的な診察とCTやMRIなどの頭部画像検査を用いて頭痛の診療にあたっております。
もの忘れの原因が、加齢によるものなのか、脳の病気によるものなのかを適切に判定し、治療を行います。
皮膚科では湿疹、かぶれ、とびひ、水虫、ニキビ、タコ、イボなどの一般的な皮膚疾患全般を扱っています。
高度で先進的な治療あるいは入院しての手術が必要な場合は、順天堂本院の皮膚科へご紹介しております。
尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、円形脱毛症などに対しては長波紫外線療法を施行し、良好な結果を得ています。
当院は日本皮膚科学会から、乾癬治療薬の生物学的製剤使用認証施設と認められています。
患者さまの人権を守り、倫理観を尊重することを重要視しています。一人一人の患者さまに合わせた看護を実践していきます。
チーム医療の中で、精度管理の充実・向上に努めながら、より正確に、迅速に、人にやさしい検査の提供を心がけています。
チーム医療の一員として多職種と連携・協働し、医薬品の適正使用と安全な薬物療法を提供できるよう努めています。
食事が「入院生活のたのしみのひとつ」となるよう心掛けるとともに、「治療の一環」としての配慮も大切にしております。
利用者さまの状況やニーズに合わせて作業療法やレクリエーション療法を導入し、早期の社会復帰に取り組んでいます。