- パーキンソン病/パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症)、脊髄小脳変性症、本態性振戦、重症筋無力症、てんかん、頭痛などの他に、認知症といった慢性神経疾患を中心に広く神経疾患を診ていきます。
- 科学的根拠(エビデンス)に基づき個々の患者さんにあった治療を行います。
- 他の病院・診療所と連携しながら診療をすすめます。
- パーキンソン病
- パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症)
- 脊髄小脳変性症
- 本態性振戦
- 重症筋無力症などの自己免疫神経疾患
- てんかん
- 片頭痛、頭痛
- 認知症(アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症)
- 末梢神経障害
- 不随意運動疾患
- 脳血管疾患慢性期
上記をクリックしてください。以下の病気の説明ページにジャンプします。
- パーキンソン病
- パーキンソン症候群
- アルツハイマー型認知症
- レビー小体型認知症
- 前頭側頭型認知症
もの忘れ外来
もの忘れ外来のご案内
もの忘れには通常の加齢と脳の病気によって起きる場合があります。
脳神経内科 もの忘れ外来では加齢か病気かを診察、検査によって判定します。
治療が必要な場合は脳神経内科外来で治療を開始します。
■診療の流れ
電話でもの忘れ外来の予約を御取りします(予約制です)。
診察でもの忘れの状態を検査します。
もの忘れに関連する詳しい検査をします(一部検査は他施設にお願いしています)。
もの忘れが加齢か病気か、その病気は何の病気かを適切に判定したうえで治療を致します。状態によっては経過観察でいい場合もあります。
■脳神経内科 もの忘れ外来
脳神経内科医師 認知症学会専門医・指導医 林徹生が診察をしています。
予約制ですので必ずお電話で前もって予約を御取り下さい。
今どちらかのお医者さんにかかられている方は治療内容などの診療情報提供書をお持ち頂けますとスムーズに受診できます。
予約受付連絡先
埼玉県越谷市袋山560番地 順天堂越谷病院 内科外来まで
電話:048-975-0321(大代表)
ボツリヌス(ボトックス)外来
ボツリヌス(ボトックス)治療のご案内
■ボツリヌス(ボトックス)治療とは
目が開けづらい,ショボショボしてしまう,顔の片方の筋肉がピくついて口が曲がってしまい,目が閉じてしまう,頸が勝手に曲がってしまう,ねじれる等の症状等で困っていらっしゃる方に対して,ボツリヌス治療という方法があります.眼の周りの筋肉や顔の筋肉,頸の筋肉などに出現している痙攣や異常な収縮の症状を,ボツリヌス菌が産生する毒素をその筋肉に注射し麻痺させることにより改善させる治療方法です.毒素といってもこの治療で使用する量はごく少量ですので全身に副作用をきたすことはまずありません.効果は大体2~3か月持続しますので,症状緩和継続のために一定期間ごとにこの毒素を注射します.
現在,保険適応となっている病気は眼瞼けいれん,片側顔面けいれん,痙性斜頸等があります.
■眼瞼けいれん
眼瞼けいれんでは,眼のぴくつきや,眼がショボショボして開けづらい、まぶしい等の症状が出現します.原因は不明の事が多く,症状に対する治療が中心となります.
■片側顔面けいれん
片側顔面けいれんでは顔の筋肉が通常片側だけぴくつき,眼が閉じてしまう,口が曲がってしまうような症状が出現します.この症状の原因には顔面神経という神経に脳の血管が接触することにより症状を引き起こしている場合もあります.
■痙性斜頸
痙性斜頸とは,首や肩の筋肉の異常な緊張により,頭の位置の異常(ねじれ,傾くなど)が出現する病気です.この病気も多くは原因がわかっていないので症状に対する治療を行います.
これらの症状に対して,内服薬によるコントロールが困難な場合にボツリヌス治療が検討されます.
とくに目の症状は,それが眼瞼けいれんとしての症状とは考えられていない場合があり,眼科等を受診されることもあります.もしそのような症状でお困りの方は一度脳神経内科を受診されることをお勧めいたします.
脳神経内科では月に1~2回,ボツリヌス治療のみ行う日を設けております(予約制).正しい診断が重要となりますので詳しくは外来担当医におたずねください.あるいは内科系外来(脳神経内科外来)にお電話ください
頼高 朝子
頼高 朝子(よりたか あさこ)
脳神経内科 科長
頼高 朝子
よりたか あさこ
脳神経内科 科長
神経内科学 先任准教授
昭和62年 福島県立医科大学卒業
専門 神経内科一般、パーキンソン病
小、中学校を越谷市越谷で過ごす。
日本神経学会専門医・指導医・評議員
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本医師会認定 産業認定医
日本パーキンソン病・運動障害疾患学会 (MDSJ)
林 徹生
林 徹生 (はやし てつお)
林 徹生
はやし てつお
神経内科 助教授
平成20年 山形大学医学部卒業
専門 神経内科疾患一般、認知症
日本神経学会認定 神経内科専門医
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本認知症学会 専門医 指導医
受診に関するお問い合わせは
埼玉県越谷市袋山560番地 順天堂越谷病院 脳神経内科 外来まで
電話:048-975-0321(大代表)
パーキンソン病の症状や治療方法について、わかりやすく動画で紹介しています。
ご覧いただくにはこちらから
順天堂が教えるパーキンソン病の自宅療法
順天堂大学医学部附属順天堂医院 脳神経内科 教授 服部 信孝 著, 監修(2014年7月発刊)。
単行本(ソフトカバー): 196ページ
出版社: 主婦の友社 (2014/7/30)
2020年9月3日 更新